教員インタビュー
教員生活をインタビュー
学校での生活やプライベートまで・・・
橋先生 (以下:)、インタビュー(以下、イ)

- 所属 : 薬剤学研究室
- 名前 : 橋 幸一 先生
- インタビュアー : 松下、志水、四方、米谷
好きな食べ物を教えてください。
- :3年4年前かな?胃がんの手術を2回して、肺がんの手術を1回したんです。その前までは肉が好きやってんけども、胃がんをしてからは、肉類はできるだけ避けて、最近はほとんど野菜とか魚類が多いですね。だから、家では健康的な食生活をしています。今は何かなぁ。甘いものも段々好きになってきましたよ。お酒も飲みますし、ケーキ類とかも好きやし、ドーナツも食べます。
苦手な食べ物は何ですか。
- :以前は納豆が苦手でしたが子供も家内も納豆が好きで、食べられるようになってきました。絶対残す…あ、酒粕は食べへんな。あとらっきょうなんかも食べへんね。それぐらいかな。
休日はどのように過ごしていますか?
- :色んな過ごし方をしています。ゴルフが趣味なので、ゴルフの打ちっぱなしに行ったり、家内と食料品の買い物に行ったり、テレビを見たり…。普通の生活ですね。
学生時代はどのように過ごしていましたか?
- :大学入学後、友達がたくさんできて、冬は友達とスキーに行っていました。2年生の時は1年生の歓迎会でバンドをすることになり、ギターの練習をしました。3年生からは、大学院に行くために勉強にも力を入れました。洋書を読んだりとか薬理の勉強をしたりとかね。その成果があって、大阪大学大学院へ進学することになりました。このような感じで、大学生の頃は、勉強と遊びを思う存分やりましたよ。
先生が学生だった頃と今とで変化があったと思う事はありますか?
- :今の学生の方が大変やね。医療が進歩したので、勉強する科目が我々の若いときよりも多い。そんな中で、ちょっとバイトし過ぎるんちゃうかな。私なんかもバイトしていたけど、家庭教師で週2回くらいです。今の学生はアルバイトだけで日々の生活が目一杯で、自分の時間が本当にあるのか、ちょっと心配です。だから、バイトを減らして、自分の時間を作って勉強する事も必要かなと思いますね。それと、大学にあまり居てない。我々のときは大学で勉強や遊び、色んな事やってたからね。そんなとこかな。
研究室のアピールをお願いします。
- :薬剤学研究室のアピールポイントは、「よく学び、よく遊び、楽しい研究室」です。薬学部には、いろいろな研究室があり、研究テーマも様々だと思いますが、共通していることは研究は厳しく、しんどいということ。世界でだれもやっていないことを追究し、社会や医療に貢献しようというのが研究ですので、大変なことも、もちろんあります。しんどいことを乗り越えるには、楽しみを見つけることが大事。研究の合間には、学生の声に耳を傾けて、たこ焼きパーティー、バーベキュー、ボーリング大会、飲み会、甲子園での阪神タイガースの応援(阪神ファンでなくても大丈夫)など、学生と教職員が一体となり盛り上がり、英気を養っています。
武庫川女子大学の好きなところを教えてください。
- :いい学生が多いところです。性格が素直でまじめでコツコツやる人が多いですね。だからこそ、薬剤師国家試験は全員合格してほしいです。
武庫川女子大学生へのメッセージをお願いします。
- :受験生にも関わりますが、大学生、大学とはなんぞや。私が学科長をしていたときから言っていることですが、大学と言うのは、夢を見る場所だと思います。
ですから、大きな夢を持って欲しい。若い人たちが、将来こういう立派な人間になりたい、こんなことをしたいと考えて受験して合格して欲しい。偏差値教育で、あなたはここと、決められてしまうことが多いかもしれませんが、そうではなく、自分がなりたいものになるために勉強する、というのが本来あるべき姿です。先ず受験生は、なりたい将来を思い浮かべて、それを目標に受験を突破して欲しいです。
入学した学生は、自分が、薬剤師になりたい、研究者になりたい、医療関係の仕事に就きたいと思って受験して、入学が許可されたのだから、次は、一歩進めて、どういう人になりたいのか、どういう薬剤師、研究者、医療従事者になりたいのか、夢を実現するために自分で目標を定めてほしい。目標を達成するために、大学で勉強するのは当たり前。学生の本分は勉強ですから。目標がなければ、日々の生活に追われ、それに満足してしまいます。アルバイトでお金をためても、きれいな服やバックを買って終わってしまい、それは一時の満足に過ぎません。学生時代は時間があるので、いろんな経験をしたり、本を読んだり、友達と話したりして、自分はどうしていくのか、目標を決めていきましょう。その目標に向かって行くことが、夢の実現に重要だろうと思います。是非、本学の学生は夢を持ち、その夢の実現に一歩でも近づいてもらえたら嬉しいです。 以上です。
- イ:ありがとうございました。
(2015年1月4日インタビュー)
