教員インタビュー
教員生活をインタビュー
学校での生活やプライベートまで・・・
川崎先生(以下、川)、インタビュー(以下、イ)

- 所属 : 薬化学T研究室(創薬化学)
- 名前 : 川崎 郁勇 先生
- インタビュアー : 豊泉、長浜
誕生日はいつですか? 好きな季節はいつですか?
- 川 : 7月です。
- イ : それでは、好きな季節はいつですか?
- 川 : 季節にはそれぞれいいところがあって、冬は食べ物がおいしいし、夏は暑くてさぁやるぞって気合が入ります!秋は夏が気合入りすぎているのでほっとして、春になると寒いのが終わって明るくなってウキウキしますよね。
- イ : なるほど〜!
- 川 : でも、特に春なんかは新しい学生さんたちとも出会える季節でもあるのでそういった意味ではやっぱり春がいいかなと思います。また、散歩をしていると、「あ、こんな花が咲いている。こんな芽が出ている」など季節の変化が身近に感じられるので、やっぱり春がいいですね。
好きな食べ物はなんですか? 嫌いな食べ物はなんですか?
- 川 : 何でも好きですよ。特に夏生まれとか関係なく、季節によっておいしいものが好きですね。冬ならカニなんかがおいしいですね。
- イ : 鍋にするとおいしいですよね〜。他にお好きな物はありますか?
- 川 : 出身が香川県ということで、うどんなんかも大好物ですね!
- イ : おぉっ!私もです!うどん、おいしいですよね!では、嫌いな食べ物は何かありますか?
- 川 : 特にそんなに食べられないものはないですね…。人間が普通に食べられるものなら大体何でも食べられますが、納豆はわざわざ買って食べようとは思わないです。
- イ : 納豆は私もちょっと苦手ですね〜。
マイブームと宝物を教えてください!
- 川 : 昔から、散歩と料理が好きですね!
- イ : そうなんですね!何を作られるのですか?
- 川 : 何でも作りますよ。この間も庭にあるキンカンの実を使ってマーマレードを作ったんですよ。
- イ : おー!すごいです!それでは先生にとって宝物はなんですか?
- 川 : あまりモノには執着しないのですが…やっぱり家族は大切ですよね。それから、卒業して巣立っていく学生さんたちですね。
- イ : なるほど!
- 川 : 人とのつながりは、大切にしなければいけないと思っています。
休日の過ごし方、お薦めのスポットを教えてください!
- 川 : 休日はふつうのお父さんをしていますよ。切れた電球を取り替えたり、庭の木の剪定をしては丸坊主にしたり…(笑)。
- イ : 庭には何があるのですか?
- 川 : 食べられるものが好きなんですよ。季節毎に、その時にとれるような野菜なんかを主に植えています。
- イ : 家庭菜園ですね〜!
- 川 : 冬だと、ネギとさっき言ったキンカンくらいしかないですが、夏は色々あって、トマトにナス、バジルに青ジソとかオクラ、ゴーヤなんかも植えてありますね。
- イ : 種類が多いですね(笑)。それでは先生のお薦めのスポットは?
- 川 : 私、滋賀からこの大学に通っているんですよ(笑)。
- イ : えっ!!遠くから!
- 川 : ですので、賑やかなところはあまり行く機会がなくて、ひらけたところや綺麗な山が見えるところが好きですね。琵琶湖畔では特に湖北の方なんかに行くと山も湖もとても綺麗ですよ。この辺だと、甲子園浜の方に行くと気持ちいいなーと思いますね。
- イ : おー!そうなんですね!覚えておきます!
学生時代はどのようにすごしていましたか?
- 川 : 私は京都の大学の出身で、みなさんと同じように過ごしていました。試験の前は友達と試験勉強をしたりね(笑)。
- イ : 同じような感じだったのですね(笑)。
- 川 : 研究室に入ってからは先輩から色々なことを教わりました。また、すごく長い時間一緒にいるので沢山の話を聞きました。それが今でも本当によく覚えています。大学院生からこんな風に考えて実験を進めているんだとか、自分で調べたらこんなことが分かった、なんていう話がすごくためになって、今度は後輩が入ってくると自分もできるだけ同じようにしようと考えていました。
- イ : なるほど、代々受け継がれていくわけですね。
研究室のアピールをお願いします。
- 川 : 私は有機化学・有機合成化学をしています。有機化学の知識を使って、何か人の役に立つものを作り出したいと思っています。有機化学・有機合成化学の楽しさというのは、新しいものを作り出すことができるということだと思います。それは見ただけでは他のものと同じように見えても、確かに新しいものなのです。そして、場合によっては、世界でここにだけしかないものを、初めて合成することも意外と簡単に可能なのです。
- イ : すごい!
- 川 : そして、合成した化合物が、新しい働きや用途などをもっていることが見つかると非常に面白い。とにかくものを作ることができる、ということに魅力を感じています。何かもの作ることが好きな人には、ぜひ、興味をもって見に来てもらえたらと思います。
- イ : ありがとうございます!興味がでてきました。
武庫女生のイメージを教えてください。武庫女生へのメッセージをお願いします。
- 川 : 身だしなみを含めて、きちんとしなければならない時は、しっかりできるし、非常にお行儀がいいなぁと思っています。
- イ : ありがとうございます!
- 川 : 同じ意味ですが、逆の言い方をすると、もう少し積極的に自己主張してもいいのかなぁとも思います。ちょっと遠慮みたいなのが見えるときがあるので、言うべきところは発言していくことも重要かなと思います。これから社会に出ると、様々なことに出会いますが、臆することなく立ち向かって行ってもらいたいと思います。
- イ : なるほど。頑張ります!
受験生へのメッセージをお願いします。
- 川 : 薬学部といっても本学には6年制と4年制があり、どちらもいいところがあると思います。たとえば6年制の薬学科は薬剤師免許の取得を目指すというイメージが強いと思いますが、薬学はもともと非常に広範囲のことを学ぶ裾野の広い学問です。広い視野を持って見ると、薬学を学ぶと色々な事が出来るということが分かってきますので、夢があり、非常にやりがいのある、楽しい学問だと思います。同じことは4年制の健康生命薬科学にも言えますが、興味を持ったことに対してより深く勉強することができるので、また違ったやりがいが見つかると思います。ぜひ薬学に興味を持って欲しいと思います。
- イ : ありがとうございました。
(2011年2月8日インタビュー)
