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研究室と教員

渡辺 啓

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化粧品は水、油、保湿剤、薬剤などから構成されます。ところが水と油は混ざり合わない組み合わせの代表的存在です。化粧品の製剤科学の目的は、界面科学と呼ばれる学問を駆使してこれらを安定化し、さらには高機能化することです。国内の最大手化粧品メーカーでの30年超の研究経験に基づき、実務で使える化粧品製剤科学を指導します。

専門分野
界面科学、会合体の科学、化粧品・洗浄剤の製剤科学
最終学歴
横浜国立大学大学院工学研究科博士課程(前期)修了
学位
博士(工学)
所属学会
日本化粧品技術者会、日本化学会、日本油化学会
出身高校
神奈川県立横須賀高等学校
その他
株式会社資生堂にてスキンケア、洗浄剤の基礎・開発研究に携わる。日本化粧品技術者会より優秀論文賞4回受賞ほか。
研究テーマ
乳液やクレンジングなどの水と油の混合状態を制御して高機能製剤を創出する研究
●水/油が透明に混ざり合ったバイコンティニュアス相を天然由来の界面活性剤で生成させる研究
●高内相乳化・多層乳化など高機能乳化の研究 など
担当科目
化粧品学総論、応用分析化学 ほか
所属研究室
化粧品製剤科学(化粧品科学研究室)