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最新情報

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2023.05.01
健康生命薬科学科
キャンパスライフ
健康生命薬科学科の学生が学生優秀発表賞を受賞しました

本学薬学部・健康生命薬科学科の学生である實松萌夏さん(発表当時、学部3年生)が、2023年3月25日~28日に札幌で開催された日本薬学会143年会にて、学生優秀発表賞(ポスター発表の部)を受賞しました。

演題は、「脱スルホニル型スマイルス転位反応を活用した脂肪族ニトリル合成法の開発」です。医薬品や生理活性化合物の中には、ニトリル基 (–CN) を有するものが多数あり、ニトリル化合物の効率的合成法の開発は、重要な研究テーマです。今回の発表で實松さんは、スマイルス転位という反応を利用した、新規ニトリル合成法を開発したことを報告しました。これまでにない効率的・実践的ニトリル合成法として発表内容が高く評価されたことが、今回の受賞につながりました。

實松萌夏さんはこの1年間、学部3年次の卒業研究において、とても熱心に実験をおこない、成果を積み重ねてきました.

「今回の受賞はとても嬉しい!残りの1年間の卒業研究でもしっかりと成果をあげて、積極的に学会発表もしていきたい!!」

と、決意を新たにしていました。

實松さんの所属する薬化学 II 研究室 (主宰 來海徹太郎 教授) では、有機化学に関する研究を精力的におこなっております。また本研究は、阿部将大助教、稲本浄文教授の指導のもと遂行されたものであり、今後の益々の発展が期待できます。

 

実際の発表の様子


おめでとうございます