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マリーちゃん

Interview

インタビュー

先生

西川淳一 先生

  • 衛生化学研究室

Q:誕生日はいつですか??

西 : それは…トップシークレットですね(笑)。
イ : えー、何月かだけでも!
西 : えっと…10月の天秤座ですね。この前、新聞に書いてあったけど、天秤座は中国では就職に有利らしいですね、バランス感覚が良いからと言って。

Q:好きな食べ物・嫌いな食べ物はなんですか??

西 : 好きな食べ物は、本当はお肉なんですが…。実は、メタボで、今は控えています(泣)。なので今は魚介類をよく食べていますね。たまに焼肉とか食べるとやっぱり美味しいなと思いますね!!!!
イ : 特に何の肉が好きですか?
西 : 特に牛肉が好きです。魚介類では牡蠣かな。
イ : 鍋にしたりするとすごくいいですよねー。では嫌いなものはなんですか?
西 : あー、納豆です…ね。絶対、食べれないです。見ただけで嫌になります!ネバネバしてるのがイヤだし、特に臭いがダメかも。
イ : では、おくらはとかも?
西 : そうですね、でもオクラは大丈夫かな。納豆がダメなのは、やっぱり臭いですね。基本的に発酵食品が嫌いなんですね。だって腐ってるじゃないですか。

Q:休日の過ごし方や、おすすめスポットはどこですか??

西 : 休日は、できるだけ体を動かすようにしています。メタボですから(笑)。公園で30分くらいじっくりストレッチして、それからジョギングしたり、山歩きしたり。箕面の山裾に住んでいるから、2時間位そこで走っています。あとは、ゴルフの打ちっ放しかな。
イ : どの時間帯にされるんですか?
西 : 昼間ですよ。夜は寒いじゃないですか。最近は寒いのであまりやらないけど(笑)。
イ : では、おすすめスポットを教えてください!
西 : 近くがいいですか、それとも遠いところでもいいの?
イ : どちらもお願いします。
西 : 遠くだったら、カナダのバンフがお薦めです!ロッキー山脈の麓の小さな町で、そこから切り立った山々がパノラマに見える。お城みたいなホテルがあって、そこからの景色は絶景ですね。この前は学会で行ったけど、本当は遊びで行きたいな(笑)。
イ : 国内ではどうですか?
西 :日本で旅行に行くなら北海道の知床が良いですよ!冬だったら、流氷とか来てて、夕陽が流氷の向こうに沈んでいく光景なんか最高ですよ。

Q:学生時代はどのように過ごされていましたか?

西 : 学生時代・・・勉強してなかったですね(笑)。体育会系のクラブで柔道をしていたから、夕方は練習、日曜日は試合、夏休み、冬休み、春休みは合宿で、全然勉強する時間がなかったねー。扇間先生がよく、僕は薬学部出身じゃなくて陸上部出身なんだ、と言ってますが、そういう意味では、僕は柔道部出身かな。
イ : 専門はなんだったのですか?
西 : 阪大の基礎工学部に行っていました。
イ : へぇ!薬学ではないのですね。

Q:先生は進路をどのように決められたのですか?

西 : 大学を選ぶ時は何も考えてなくて、でも理系コースだったから、理学部か工学部かなと思ってました。
イ : 薬学部は?
西 : その頃は、薬学部や医学部には興味がなかったですね。医療系は、まったく頭になくて、もっと工学的なことや理論的なことをやろうと思ってました。基礎工学部はその中間くらいだったからそこにしました。

Q:大学院にはどうして行こうと思われたのですか?

西 : 学部時代に遊んでた分、大学院に行って取り戻そうと思って。卒業する時に何も知らないことに気付いて、このまま社会に出てもやっていけないなと感じてました。高校を卒業する時は、あんまり何も考えてなかったけど、大学院は将来のことを考えて薬学にしました。
イ : 例えばどのようなところですか?
西 : 薬学は応用に近いと思ったし、就職も良さそうだったから。出身は基礎工学部だから、量子力学とかフーリエ変換とかも講義で教わったけど、ああいうのは実際にどう役に立つのかピンとこなかった。その点、薬学は応用が利くし、実用に近くて社会にすぐ結びつくように感じていました。
イ : なるほど!

Q:武庫川女子大学の好きなところはありますか?

西 : 綺麗なところかな(笑)。国立大学は、汚くて・・・。
イ : ちなみに一番好きな場所とかはありますか?
西 :新館のノードとか好きだよ。

Q:武庫川女子大学に通っている学生のイメージを教えてください!

西 : やっぱり・・・まじめかな(笑)。あと、みんな派手じゃないけどオシャレだよね。逆に積極性はあまりないかな・・・おとなしすぎる感じ。言われたことはしっかりやるんだけど、もっと自分から積極的に興味をもって、色んなことにチャレンジして欲しいかな。

Q:研究室のアピールをお願いします。

西 : 研究室は衛生化学と言って、身の回りの環境とか食生活とか、普段の生活の中に潜んでいる健康を害する因子の研究をやっています。分野のアピールとしては、やはり現実社会に近いというところですかね。大学の研究というと、何か「学問のための学問」のようなものが多いですが、衛生の分野は「現実、実際の問題」に取り組むものなので、すぐに実社会に結びつくという実感があるのではないでしょうか。
イ : 雰囲気や方針の面ではどうですか?
西 : 衛生・疫学分野は扱う範囲も広いですし、みなさんが「やりたい」ということならなんでも自由にやらせてあげたいと思っています。だから、ぜひ自分で身の回りを観察し、問題を見つけて興味のあることを研究してください。スタッフは全員、研究経験豊富だから、色々と知恵を貸してくれると思いますよ。ぴりぴりした空気もなくて、みんなそれぞれ自由にやっている雰囲気です。

Q:武庫女生へのメッセージをお願いします。

西 : 何事にも積極的に取り組んで欲しいと思います。勉強の面で言うと、私たちが学生の時は、授業はかなり適当で、みんな自由に自分の興味のある分野の勉強をしていたような気がします。最近は覚えなくてはいけないことが多いから、講義の勉強で大変でしょうが、でも、講義以外に自分で好きな題材を見つけて、自主的に勉強や研究をして欲しいと思います。

Q:将来どういうふうに活躍して欲しいですか?

西 : やはりみなさんの多くは、将来薬剤師になると思うのですが、これからの薬剤師さんには研究マインドも持って貰いたいと思います。最近のiPS細胞の話もそうだけど、お医者さんは、治療の中で問題を発見すると、それを解決しようと一生懸命研究して、患者さんの役に立つ何か新しいことを見つけ出してくる。薬剤師さんも調剤するだけではなくて、患者さんに積極的に関わって、今の薬物治療の何が問題で、それをどうやったら解決できるのかを考えて欲しいと思います。そういうことが出来るようになるためには、ある程度の訓練が必要で、学生のうちからいろんな事に興味をもって、研究も一生懸命やって欲しいと思います。それと、薬学の教育体制が6年制と4年制になって、特に6年制コースの教育内容が大きく変わっています。その新しい6年制の教育を受けて卒業する皆さんは、今までとは違う何かを持っているはずです。今の薬学の先生は、みんな旧4年制の出身者ばかりで、昔の考え方から抜けきれてないような気がします。早く、皆さんの中から指導者が出て、日本の薬学を引っ張って行って欲しいと思います。

Q:受験生へのメッセージをお願いします。

西 : 大学には、理学部や工学部などいろんな学部がありますが、薬学は基礎学問を応用して、現実の社会に還元する総合的な学問体系です。扱う分野も広いため、いろいろな分野を勉強することができます。上級学年になったら、その中から興味のある分野を選んで、研究室で深く勉強することもできます。武庫川女子大学の薬学部で、きっと将来の夢が見つかります。是非、我々と一緒に研究を楽しみましょう!
イ : ありがとうございました!!

(2012年2月3日インタビュー)

先生

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