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薬用草木データベース

クララ

Sophora flavescens Ait.

名前 クララ
学名/科名 Sophora flavescens Ait.
生薬名 クジン(苦参)
薬用部位
薬効 苦味健胃・解熱・鎮痛・消炎止瀉・駆虫・血圧降下・抗潰瘍
産地 中国、韓国、日本

多年生草本、主薬効成分はアルカロイドのマトリン(解熱、血圧降下)、オキシマトリン(抗潰瘍)。
由来:根の汁をなめると目が"くらくら"するほど 苦いことから、眩草(くららぐさ)と呼ばれ、これが転じてクララと呼ばれるようになったといわれる。
根は、苦参(くじん)という生薬であり、苦参湯(くじんとう)、当帰貝母苦参丸料(とうきばいもくじんがんりょう)などの漢方方剤に配合される。
全草の煎汁は、農作物の害虫駆除薬や牛馬など家畜の皮膚寄生虫駆除薬に用いられる。