ビワ
Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl./バラ科
名前 | ビワ |
---|---|
学名/科名 | Eriobotrya japonica (Thunb.) Lindl./バラ科 |
生薬名 | 枇杷葉 |
薬用部位 | 葉 |
薬効 | 嘔吐、慢性気管支炎 |
産地 | 長崎県、千葉県(南房総市)、鹿児島県など太平洋側の温暖な気候の土地 |
バラ科の常緑高木およびその果実で中国南西部原産。英語の「loquat」は広東語「蘆橘」(ロウクワッ)に由来する。
花期は11~2月、白い地味な花をつける。果実は花たくが肥厚した偽果で、全体が薄い産毛に覆われている。露地成熟は5月~6月。
葉は乾燥させてビワ茶とされる他、日本の民間療法では暑気あたりに内服、あせもや湿疹に浴剤として使用される。漢方処方に枇杷葉(びわよう)として配合される。