薬用植物園ツアーが行われました！（最新情報）

5月31日（土）、6月2日（月）、3日（火）の3日間、4つのグループの薬用植物園ツアーが実施されました！

土曜日は武庫女西北キャンパスのオープンカレッジでフラワーアレンジを学んでおられると子供さんのグループ１１名が見学に来られました。

月曜の午前中は漢方薬の勉強をされているお母さんと小学生のグループが７名、月曜の午後は本学の附属総合ミュージアムで、学芸員資格を目指している他学部の3年と4年生２４名が「博物館実習」の1コマとして講義と見学に来られました。

火曜日は、介護施設でアロマボランティアなどの活動をしておられるアロマの先生方が１１名参加されました。

いずれも最初に天然物機能化学の奥教授による薬用植物、生薬、漢方薬についての講義を受け、葛根湯を生薬ごとに分ける実習をしたり、薬用植物でハーバリウムやブーケを作ったあと、薬用植物園を見学されました。

参加者の方々は、まずテニスコート横の薬木の説明を受け、アーモンドやビワの実などを観察し、桑の実の味見をされていました。

また標本園では、奥教授や井上助手からそれぞれの植物の薬効の説明を受けながら、満開のジギタリスやセージの花を観察し、パイナップルミントやストロベリーミント、ケンタッキーカーネルミントなどのハーブの香りの違いを体験したり、お気に入りの植物の写真を撮っておられました。

薬用植物園の見学は随時受け付けています！漢方認定薬剤師や学芸員資格取得のための実習の他、保育園や地域の方々からの見学も可能です！お誘いあわせの上、お申し込みください！

まずは、薬用植物、生薬や漢方処方についての講義。皆さんがご存知の薬、実はこんな植物からできています！	ウコン、キハダ、サンシシなど植物園で栽培した植物から作った生薬を見学中。
ストロベリーミントやオレンジミントなど、みんな好きな香りが違います！	入口のアーチのまわりには薬用植物以外にも観賞用のきれいな花が咲いています！
葛根湯を構成する生薬を分類しました！見た目、香、柔らかさなどもヒントに。	博物館実習の学生さんは展示方法なども学ぶそうです！

＜薬学部広報委員＞