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武庫川女子大学 健康生命薬科学科

武庫川女子大学 健康生命薬科学科

武庫川女子大学薬学部健康生命薬科学科は、化学から医学まで幅広く学び、
ライフサイエンスのプロフェッショナルを目指す学生を応援します!
理系進学を目指す女子高校生・受験生の皆さん、
いま描きつつある人生の進路と、本学科が得意とするところを照らし合わせてみてください。
「自分に合う学び」を本学科で実現させましょう。

2020年度入試での変更点・トピックス

 薬学部薬学科と薬学部健康生命薬科学科の公募制推薦入試および一般入試(一般入試Dを除く)の受験地である西宮会場は、中央キャンパスに変更されました。これにより、浜甲子園キャンパス(薬学部)では、これらの日程の入試を実施しないことになりましたのでご注意ください。

なぜ武庫女の
健康生命薬科学科で学ぶのですか?

本学科のディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

ディプロマ・ポリシー

本学科では、本学の定める修業年限以上在学し、共通教育科目・基礎教育科目および専門教育科目を所定の履修方法に従って124単位以上を修得し、次のような能力・資質を備えた者に対し、教授会の意見を聴いて、学長が卒業を認定します。卒業が認定された者には、学士(薬科学)の学位を授与します。

1.知識・理解 1-1 研究者・技術者としての使命感と倫理観を備えている
1-2 豊かな教養と医薬品の製造や開発、人の健康や疾病予防もしくは福祉などに関する深い専門的知識を習得している
1-3 薬学的知識・技術のコンプライアンス(法令遵守)の必要性を理解している
2.技能・表現 2-1 研究者として、実験計画の立案、機器や試薬の使用・管理、データ収集・管理と解析、調査など、研究活動に必要な能力を備えている
2-2 様々な発表会や学会などにおいて、研究成果の発表に必要なプレゼンテーション能力とコミュニケーション能力を備えている
2-3 医薬品合成、成分分析、薬理活性評価もしくは薬物治療などへの応用において必要な基礎的な技術を習得している
3.思考・判断/態度・志向性 3-1 進歩する医療や科学について、自ら学び、考え、問題点を発見し、解決する能力を備えている
3-2 難病、環境、医療や医薬品に関する社会的動向を把握し、生涯にわたり自己研鑽を続ける意欲と態度に基づいて活動できる
3-3 次世代を担う薬学研究者の候補となりうる人材を育成する意欲と態度に基づいて活動できる

本学科は「薬と疾病、健康と生命科学に関連した多彩な分野で活躍し、
社会に貢献出来る有意な人材養成」を目的とします。
つまり、薬を作るだけでなく、食品や生活環境など、ヒトと接する化学物質を監視し、
人類の健康と安全をサポートする「薬の科学者」を育成します。

自分に合う学びを、進路・就職先から考える

桂木智子さん
  • 2017年3月卒業
  • 大阪大学大学院 薬学研究科 在学

専門知識とコミュニケーション能力を発揮し、新薬を世に送り出す一助となりたい。

薬品製造化学研究室で、薬の製造工程における、化合物の合成に関わる基礎研究に取り組んでいます。現在の合成方法は収率が高く原料のロスが少ないものの、膨大な時間を要するのが欠点です。そこで大幅な時間短縮が可能な合成方法を模索していますが、実用化に向けては収率の低さが課題となっています。1回に5時間を要する実験を繰り返すハードな日々を経て、収率約88%を達成できた時には本当にうれしかったです。

そんな私の原動力となっているのが、大学入学後、幅広い分野を学ぶ中で芽生えた「創薬に携わる」という志。また「英語チャレンジコース」で出会った他学部の学生との交流を通じて、コミュニケーション能力という自分の強みに気付けたことで、「人脈の構築という側面から創薬に貢献する」という目標を見つけることもできました。有機化学の専門知識を生かしながら、創薬に向けて人、技術、企業の連携を生み出す、架け橋のような役割になることが夢です。

(2018年4月時点)

畑井麻友子さん
  • 2011年3月 健康生命薬科学科 卒業
  • 2013年3月 薬学研究科薬科学専攻 修了
  • 武庫川女子大学薬学部助手

学生に教えることが自分自身の学びにも。指導者として、研究者として成長を感じています。

薬学研究科での修士課程を経て、さらに研究を続けたいと思い、この仕事を選びました。研究室のテーマである「癌の転移」に関する研究を行うと同時に、学生に実験などの指導をするのも大切な業務の一つ。人にものを教えるということに、研究とは異なるやりがいを感じています。例えば実験手技を教える時は、同じ失敗を繰り返さないように、学生本人が改善点に気付くまで根気よく付き合うことが必要。一人ひとりに合わせた指導には時間も気力も要しますが、学生が挑戦を重ねて成長していく姿に触れることで、一緒に達成感を味わえます。

研究室には教授を始め、助手や学生まで様々な立場と考えを持った人が集まっているので、思いがけない視点や発想に驚かされることも。それらに刺激を受け、自身の研究にも取り入れていくことで、着眼点や技法の幅も広がってきました。研究者として研究や指導を究めていくのはもちろん、新薬の開発に携わるという夢も叶えたいです。

(2015年4月時点)

楠本 絢加 さん
  • 2017年3月 卒業
  • イーピーエス 内定

全力で取り組んだ4年間。薬の副作用について研究してきました。

大学では何事にもチャレンジし、将来の仕事を考えていこうと思っていました。そこで、薬学の勉強とともに教職課程も履修しました。また3年生からは、「早期卒業研究」を利用して薬の副作用の予測法についての研究にも取り組んできました。

印象的な授業は、1年生の「初期演習」です。医薬品メーカーの企業見学を通じて、キャリア意識が養われました。その経験もあり、3年生の6月には数多くの企業のインターンシップに参加し、早めに就職活動の準備をスタート。就職活動中、特にお世話になったのは、薬学部の専門スタッフによる個別就職相談です。医薬品や医療機器の開発に必要な臨床試験を行うCROという道が見つかりましたし、応募書類の書き方についても教えていただきました。内定をいただいてからは、TOEICのスコアアップに挑戦中。入社後は、医薬品開発モニターの立場から病気に苦しむ人々の力になっていきたいと思います。

(2017年4月時点)

西末 愛実 さん
  • 2018年3月 卒業
  • CRO(受託臨床試験機関)内定

学んだ専門知識を生かして、世界の新薬開発に貢献していきたい。

健康生命薬科学科の魅力は、薬学から化粧品学まで幅広く学べるところ。3年生までは「有機化学」や「薬物動態学 Ⅰ」など専門教育科目をしっかり勉強してきました。その一方で、特別教育科目で浴衣の着付けを学び、課外では様々なスポーツを楽しむサークルに参加し、教養や経験も広げてきました。現在は、薬剤学の研究室で顆粒剤の薬効の持続時間を伸ばす研究に取り組んでいます。新しい顆粒剤の開発が楽しくて、大学院への進学も考えるほどでした。

転機になったのが、製薬会社でのインターンシップです。新しい薬の実用化には、治験による効果や安全性に対する厳しい審査が必要で、長い年月がかかります。この治験を専門的に行うことで実用化のスピードアップに貢献するCROという業種を知り、就職を決意しました。内定先は、グローバルに事業を展開している会社。薬学の専門知識と研究経験を生かして、自分に誇りを持てる仕事をしたいと思います。

(2018年4月時点)

細井 彩花 さん
  • 2018年3月 卒業
  • 製薬企業 臨床開発部門 勤務

担当する新薬が患者さんの元へ届く日を夢見て、臨床開発モニターの仕事に打ち込んでいます。

新しい医薬品の開発・販売に必要な治験を行うため、病院の選定や、実施病院への試験の説明、治験状況の確認を行う臨床開発モニターが私の仕事。治験とは、同意を取得した患者さんに新薬を試用していただき、有効性や安全性を確認する試験のことです。この仕事では医薬品情報や法令など幅広い知識と経験が求められますし、当社の新薬開発に関わり何よりも人々の健康に影響するため責任は重大です。その分、会社や社会への貢献度が高く、達成感も大きい仕事だと感じています。

大学では薬の専門知識からパソコンソフトの使い方まで幅広く学習。パーキンソン病の解明に取り組んだ研究室では、研究活動や先生、先輩との交流を通して幅広い視野をもって行動する大切さを学び、計画性も身に付きました。

まずは早く一人前のモニターになって複数の病院を担当することが今の私の目標です。そして将来担当している新薬が患者さんの元に届けられるよう、日々の業務に励みたいと思います。

(2019年4月時点)

近藤 絢菜 さん
  • 2016年3月 卒業
  • シーズ・ホールディングス 勤務

薬学の知識を生かして、女性の美を支えていきたい。

高校生の頃から、化粧品業界で働くことが私の目標でした。健康生命薬科学科は専門分野の幅が広く、私は1~4年次まで化粧品に関する授業を履修。薬学の視点から美肌成分などの専門知識を学ぶとともに、実際に化粧品を作る授業もあり、楽しく学ぶことができました。

現在は、新人研修の一環として、当社のブランド「ドクターシーラボ」の店舗で接客業務を担当しています。お客さまは、エイジングケアをしたい方、肌の弱い方など様々な悩みを持って来店されます。自分の試用経験を話したり肌トラブルの原因を探ったりしながら、お悩みを解決し、納得して製品を購入していただけるのがこの仕事の醍醐味です。製品に含まれる成分や効用について説明する際は、薬学や薬事法など大学で学んだ知識がよりどころになっています。

今後は、総合職として本社で働く予定。新しいメディカルコスメ製品の開発に携わり、女性の美を支えていきたいと願っています。

(2017年4月時点)

中谷 晴香さん
  • 2014年3月 卒業
  • 警察官 内定

薬学知識と部活で鍛えた剣道を生かして警察官に。将来は大学での学びを生かせる鑑識官を目指します。

植物に興味があり、地道にデータを積み重ねていく作業が得意なので、充実した設備で実験ができる健康生命薬科学科を選択しました。「薬用植物学」や「天然物化学実験」など生薬に関わる授業を興味深く学び、研究室ではエイジツという植物の果皮からエキスを抽出し、その成分の化学構造を決定する研究に取り組んできました。

こうした薬学知識と、子どもの頃から続け部活でも鍛錬してきた剣道、それに曲がったことが嫌いな性格とを考え合わせ、卒業後の進路として選んだのが警察官です。その目標を果たすため、警察関係のセミナーに参加したり、「就職対策講座」で面接や自己PR の仕方などを教わったり、麻薬取締法など薬事関係法規を学んだりと採用試験対策に取り組んできた結果、4年生の8月に内定をいただくことができました。教職課程で学んだことも、少年たちの対応に役立ちそうです。多くの難関を乗り越えて、将来はぜひとも刑事部鑑識課勤務を実現したいですね。

(2014年4月時点)

中高理科教員

坂本 七海 さん
  • 2019年3月 卒業
  • 守口市役所 内定

4年間の学びで最も印象に残っているのは、実習やゲノム機能解析学研究室での実験です。

私にとっては専門知識を深める場であると同時に、人として成長できる場でもありました。班の仲間と共に常に意識していたのは正確性と効率性。実習では手順を読み込み、各自が得意な工程を担当しました。一から進め方を考える研究室の実験では、失敗した時に原因を突き止めやすい手順を考案。計画力や自分の役割を認識する力、他者のことを知るための観察力を身に付けることができました。

志望していた市役所から内定をいただけたのは、キャリアセンターのサポートのおかげ。職員の方が親身になって相談に応じてくださったことが、就職活動を乗り切る上での原動力でした。目標は、市民に寄り添い、防災や子育て支援に携わること。大学で培った力を発揮しながら地域の方々と交流し、ニーズを把握することで、より良い施策の実現に努めていきたいです。

(2019年4月時点)

自分に合う学びを、研究分野・領域から考える

村田 成範 先生(ゲノム機能解析学研究室)

遺伝子検査を通して「ヒト」の健康に寄与するとともに、遺伝子教育により未来へ貢献することを目的としています。
薬剤代謝に関わる遺伝子群、アルコール代謝遺伝子、エネルギー代謝遺伝子群のほか、様々な症状・疾患に関わる遺伝子検査の実験系を作成してきました。さらに高校などで出前実験できるように、簡単な装置で実施可能な実験系も開発しています。
現在は女性に特有の症状を対象に新たな解析遺伝子を探索しています。実験だけではなく、遺伝子と形質(表現型・症状・疾患など)の関連性を探し出して健康にどのように貢献できるか、議論を通して新たな目標を立て、「より良く生きる」ために遺伝子検査を利用する方法論を確立します。
将来、研究者や医療関係、企業の一員として働く上で、主体的に行動できる人材を輩出することも私たちの使命です。

黒田 幸弘 先生(薬品物理化学研究室)

私の研究室では、薬の副作用(現れてほしくない作用)の発症予測法の研究と、うつ病の発症時に脳内で起こっている物質の組成の変化をとらえる研究を行っています。
前者については、現代の薬の開発においてもなお、副作用が強すぎるために開発薬が販売できる段階までたどり着かないというムダが頻繁に発生していますが、それを減らすことを目指しているもので、もし削減されればより早くより安く新薬が開発されることにつながります。
一方のうつ病は、古くから知られている病気ですが今でも発症のメカニズムが完全にはわかっていません。うつ病発症時における脳内のさまざまな物質の量の変化を詳しく調べることによってメカニズムが解明されれば、より効果的な治療薬ができると期待されます。
私自身、過去には民間企業で医薬品開発に従事していました。もしそのような方向の進路を考えているのであれば、私たちと一緒に研究してみませんか。楽しみにしています。

濵口 良平 先生(薬品物理化学研究室)

お薬の副作用は、いろんな理由で起きます。もちろんお薬だけでなく化粧品でも副作用が起きることがあります。その原因がわかっている場合は、原因を無くせば副作用を抑えることができますよね。でも、中には原因不明の場合もあります。しかし、原因がわからなくても、副作用の前兆を見つければ起きる前に対処することはできます。この前兆となる物質を見つけることが私たちの研究の目的です。
「原因不明」って怖いですよね。けどその原因や前兆を突き止めようとすることはワクワクしませんか?副作用はどんな薬にもあります。その副作用を起こさせないようにしてあれば、みなさんも安心して薬や化粧品を使用できるようになりますよね。私たちは、より安全に医薬品、化粧品を使用できるように日々研究を行っています。

水野 英哉 先生(細胞生物学研究室)

全ての生物は細胞からできており、私たちヒトの身体も数十兆個の細胞からできています。一つ一つは小さな細胞ですが、この中にエネルギーを産生したり、細胞の中で生じた不要成分を分解して再利用したり、遺伝情報を複製するなど、私たちが生きるための仕組みが詰まっています。細胞生物学は、これらのさまざまな細胞の仕組みを学ぶことで細胞を理解するための学問です。
細胞を理解することは私たちの身体を理解することにもつながります。がん、アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病などのさまざまな病気は細胞の仕組みに異常が生じ、正しく機能しなくなることが原因であると考えられていますが、詳しいメカニズムは分かっていません。私たちの研究室は、細胞生物学で得た知識をベースにして、原因不明の疾患のメカニズムを解明することを目的としています。私たちの研究成果が新たな治療法の開発に貢献することを期待して研究を続けています。

稲本 浄文 先生(医薬品化学研究室)

クスリのほとんどは有機化合物(炭素を含む化合物)です。有機化合物はつくることができます。私たちのグループでは、有機化学のチカラを最大限利用し、以下の2点の実現を目指し、日々研究しています。

新しい効果をもった「クスリの候補になる化合物」を合成する!(これまで治らなかった病気をクスリで治したい!)
新しい「クスリの合成法」を見つける!(今あるクスリが,もっと安価に手に入るようになれば!)

有機化学の苦手な方もいるかもしれません。
「でも大丈夫!」
学生と教員の距離が近い本学科では、学生がいつでも教員に気軽に質問できる環境が整っており、苦手なところがあっても、分かるまで丁寧に教わることができます。
将来自分の手で「クスリをつくりたい!」という夢をもつ皆さんといっしょに勉強し、そしていっしょに研究できることを楽しみにしています!!

來海 徹太郎 先生(医薬品化学研究室)

「医療現場の最強ツール、医薬品の作り手になろう!」

きょうは、医薬品化学教室に配属している4年生に、本研究室のアピールをしていただきます。ではお願いします。
「私は、この研究室で薬を作る研究をしています。注射剤としてしか使用できない薬を、有機化学の力で飲み薬に変えて、患者さんに使いやすい薬にすることが卒論テーマです。ほとんどの薬は有機化合物なので、有機化学の知識でそれらを作り出すことは可能です。将来、困っている人の役に立つ、新しい薬を作ってみたい!と、薬に興味のある高校生におすすめの分野です。この研究室ではそういったことを学ぶことができます。
私も研究室に配属された当初は、分からないことだらけでしたが、先生方が丁寧に指導して下さります。また、この研究室では研究のことだけでなく、研究者になるために必要な英語も教えてくださります。皆さんも、研究と自分の時間とが両立できるメリハリのある医薬品化学教室で、有機化学を学んで、新しい薬をつくる研究のスタートを切りませんか!」
ありがとうございました。

森山 賢治 先生(臨床病態解析学研究室)

「健康、美容、病気をホルモンの視点から調べています。」

皆さんはホルモンと聞けば何を思い浮かべますか? 私達が興味をもって研究しているのは身体の発達と調和を担う生命のメッセンジャーとしてのホルモンです。そのホルモンには、“身長を伸ばす”成長ホルモン、“心をハッピーにする”ハッピーホルモン、そして“美しさ”を演出するシンデレラホルモンなど、数多くの種類があります。これらホルモンの作用を制御して、美しさと健康を取り戻したり、肥満や糖尿病、あるいはがんを抑制したりしたいと考えて研究しています。教科書にも載っている有名なホルモンにも、未だ知られていない作用があるからです。そのようなホルモンの性質を発見したり、ホルモン作用を制御する物質を探し出して医薬品にしていくことが研究の目標です。

平尾 哲二 先生(化粧品科学研究室)

化粧品と聞くと華やかなイメージを持ちますね。彩り豊かなメイクだけでなく、毎日のように使っている石けんやシャンプー、保湿クリームや日焼け止めなども化粧品です。それらのモノづくりは、多くのサイエンスによって支えられています。毎日使うものですから、安全で安心して使えるように工夫されています。また、肌を健康に保ってくれるばかりでなく、心豊かにしてくれます。
化粧品科学研究室は2019年4月にオープンしました。スキンケア化粧品が私たちの肌をどのようにして健やかに保ってくれるのか、美しくしてくれるのかを探求していきます。特に皮膚との相互作用に注目し、化粧品の作用メカニズムや効果効能の新しい評価法の研究を進めています。また、化粧品関連企業との共同研究も盛んに行い、実践的な応用研究も推進中です。これらの研究室の活動を通じて、化粧品業界で活躍する人材育成を目指しています。

先輩の声

1年生 田邊 朱音 さん(2019年)

 高校に入学した時点では、高校卒業後は就職一択のつもりでした。高校2年生の春になると、“大学研究”の機会が増えます。その際、私は武庫女の健康生命薬科学科を知り、化粧品の研究開発に魅了されました。大学進学を選んだ決め手は、四年制の薬学部を持つ大学の中で、武庫女が特にカリキュラム内容や就職先の幅が広いと感じた点でした。

 研究開発と一口に言っても、基礎化粧品から香水等、成分の研究、デザインの開発など選択肢の幅が非常に広いです。今後の自分の行動が直接選択肢に繋がると考えており、それもこの学科の魅力だと思っています。将来像が明白じゃない受験生を今後大いに飛躍させてくれる素敵な学科だと思います!

本学科1年次生に対して実施した調査の結果(2019年度)
  選択率(※)
本学科 全国
大学・学科の選択について 学びたい学問分野が学べる 64.9 52.7
カリキュラムや学び方に特色がある 21.6 18.8
大学選択で役に立った情報源 進学情報ウェブサイト 24.3 16.7
大学のホームページ 37.8 23.7
高校の先生 45.9 28.7
大学卒業後に希望する進路 企業・団体 35.1 28.2
大学院進学 35.1 7.5
専門資格取得 13.5 27.5

※2019年度大学生基礎力レポートⅠ(2019年5月時点の全受検者)「大学生基礎力レポートⅠ」 ㈱ベネッセ i- キャリア調べ。許可を得て抜粋、引用
※複数の選択肢から2つを選択,%

武庫女の健康生命薬科学科では、
どんなことがどのように学べるのですか?

本学科のカリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

カリキュラム・ポリシー

本学科ではディプロマ・ポリシーを達成するために、次のような教育内容・教育方法・教育評価の方針に基づき、カリキュラムを編成します。

本学科では高度な薬学的知識と科学的思考力を身につけ、教養科目、語学教育科目、基礎科学科目に続いて、健康科学と生命科学、薬科学の専門的な知識、技能を習得するために、卒業後の多様な職種への進路を見据えた基盤となる履修モデルコースを提供し、これに準拠した科目編成を、次のように実施します。

  1. おもに1~2年次は、初年次教育を重視し、教養教育科目、基礎的科学力と語学力、および、薬科学の基礎を学び、卒業後の進路への志向と学修意欲の向上を図ります。
  2. おもに2~3年次は、モデルコースに準拠した専門科目を学習することにより薬科学について高度な専門的知識を修得し、研究テーマを選択するための基盤を養います。
  3. 3~4年次は、授業科目に加えて、研究室での研究を通して、選択した専門分野の研究者・技術者に求められる技能を学習し、研究における展開力を養います。
  4. 教育課程全般を通じて外国語を学習することにより、外国語によるコミュニケーションならびにプレゼンテーションを円滑に進めるための基盤を養います。

教育課程全般を通じてアクティブラーニングを取り入れた教育方法を活用し、学生の理解を高めます。

また、教育課程の評価については卒業年次に提出する卒業研究論文をもって教育課程に通じた学修成果の総括的評価を行います。

薬を中心に、健康と生命科学を学び研究する新しい理系の学科として、
効果的な学習環境が用意されています。

自分に合う学びを
自由にデザイン
  1. 自分の興味と個性に応じて知識と技能を伸ばすカリキュラム
  2. 幅広い専門選択科目から、自分の興味にあうものを自由に選択
  3. 3つの履修モデルコースを学科から提案(新薬臨床試験探求コース、健康食品開発探求コース、健康化粧品探求コース)
理系学部として
実験や研究を重視
  1. 入学後の早い時期から実験や研究を実施
  2. 少人数で大学院との連携を重視した科学者育成教育の実施
  3. 先端研究実習室など、充実した設備や装置と美しいキャンパス
  4. 健康・スポーツ科学科、食物栄養学科と、3つの学科で連携教育を実施
手厚い学生指導と
充実したキャリア支援
  1. 正課・課外におけるさまざまなキャリア支援・資格取得支援
  2. 中高理科教員養成課程を設置
  3. 学年別の担任制と縦割りのアカデミックメンター制によるきめ細かい指導

健康生命薬科学科の特徴と学び

先輩の声

1年生 川元 仁歩 さん(登録販売者試験合格、2019年度)

 私は、どの大学を受験するか悩んでいた時にHPホームページで武庫女の健康生命薬科学科を見つけました。そして、専門分野をきちんと学び、就職に繋げていくという方針にとても魅力を感じました。今回合格した「登録販売者」の資格について知ったのは入学してからです。

 将来、医薬品関連の仕事に就くのならばこの資格を持っていた方がいいと聞き、本来2、3年生で受けるのが一般的なのですが、とにかく挑戦してみようと思いました。担任の先生に紹介して頂いた教本等で約2カ月集中して勉強しました。結果、合格することができ、合格を報告した際も多くの先生が喜んでくださいました。私にとって良い大学に入ることができたんじゃないかと思った瞬間でした。

卒業生アンケート教育満足度(大学全体、2018年度)

満足している 50.0%

やや満足している 45.7%

それ以外 4.4%

本学科1年次生に対して実施した調査の結果(2019年度)
  選択率(※)
本学科 全国
学問内容や学び 学ぶことができる学問分野・領域に特色がある 54.1 39.8
専門課程を低学年から学べる 21.6 12.3
専攻やコースを入学後にじっくり選べる 18.9 13.1
少人数教育であるため学びやすい 24.3 10.6
関心のある領域 専門分野の勉強 73.0 54.2
卒業研究 13.5 6.1
就職活動に向けた準備 37.8 23.0
学生生活への不安 友人ができるか不安 40.5 66.6
授業についていけるか不安 67.6 79.8

※2019年度大学生基礎力レポートⅠ(2019年5月時点の全受検者)「大学生基礎力レポートⅠ」㈱ベネッセ i- キャリア調べ。許可を得て抜粋、引用
※複数の選択肢から2つを選択,%

「研究って面白い!」、
「もっと知りたい」

そう感じたら、
大学院へ進学しましょう。
大学院には一人前の研究者へ成長するためのプログラムが用意されています。

大学院ホームページ

武庫女の健康生命薬科学科では、
どのような入学者を求めているのですか?

本学科のアドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

アドミッション・ポリシー

本学科は「立学の精神」とそれに基づく「教育目標」に賛同し、かつ卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)および教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な次に掲げる知識や技能、意欲を備えた女性を求めます。

  1. 自然科学に興味を持っており、自ら学ぼうとする強い意欲、地道に努力する勤勉さがある。
  2. 研究に関わる者としての使命感を持ち、研究者の倫理観を理解できる。
  3. 科学的な思考力、問題解決能力や真実に基づく考察の重要性を理解できる。
  4. 薬学研究に取組み、研究成果を通して、人類の健康と福祉に貢献したいという強い意志がある。もしくは中学・高等学校の理科教員として後継者育成活動に寄与したいという強い意志がある。

自然科学に高い関心を持ち、将来、医薬品や化粧品、生命科学分野で
活躍したい意志をもつ学生を求めています。

公募制推薦入試・一般入試について

試験名 内容
公募制推薦
(前期日程および後期日程)
化学または生物のどちらかを選択必須
英語、数学(1)、数学(2)のうち1科目を選択
合計2科目(化学と生物での受験も可)
一般入試A日程 英語が必須
[数学(1)または数学(2)]または化学(薬)または生物から2科目を選択
合計3科目
一般入試B日程 化学(薬)または生物のどちらかを選択必須
英語、数学(1)、数学(2)のうち1科目を選択
合計2科目
一般入試C日程 化学(薬)または生物のどちらかを選択必須
英語、数学(2)のうち1科目を選択
合計2科目(化学(薬)と生物での受験も可)
一般入試D日程
(大学入試センター試験利用
英語が必須
基礎を付していない物理、化学、生物のうち高得点の1科目または2科目が選択必須
数学ⅠA、数学ⅡBのうち高得点の1科目または0科目を選択
合計3科目

入学前後の高大接続教育

 入学後のより確かな学習の為に、入学前後の高大接続教育も行っています。早くから入学が決まっても、高校の学習を終えたわけではありません。大学で学びたい事柄や将来なりたい自分を思い描いて学習することを、本学科はサポートします。

入学前

プレ講義と通信教育で興味・関心と基礎学力の両面をサポートします。

プレ講義(無料)

公募制推薦入試、一般入試A日程の合格者が対象です。入学前に、専門分野への興味が湧き上がる授業を大学内で受講できます。

プレ講義フライヤー

通信講座(有料、任意)

「数学、化学」、「基礎物理、生物総合」
指定校推薦入試、公募制推薦入試、一般入試A日程、一般入試B日程に合格者された方と附属高校からの進学者が対象です。必修基礎力養成コースとして「数学」「化学」、選択講義準備コースとして「基礎物理」「生物総合」が用意されています。自信をもって入学式を迎えられるようサポートします。

通信講座(無料)

「日本語表現法、英語」
指定校推薦入試、公募制推薦入試に合格された方、附属高校からの進学者が受講できます。科学分野であっても基本的な言語能力が必要ですので、入学前の準備にご活用下さい。

入学後

正課授業の開講期とタイミングを合わせた講義で、大学での学習をサポートします。

講義型リメディアル講座(無料)

「化学」、「生物」
健康生命薬科学科での学習の基礎としての高校化学、生物を復習・確認します。

上記以外にも、専門教育科目の履修に先立ち正課として「基礎数学物理」、「基礎生物」、「基礎化学」を開講しています。

先輩の声

1年生 小林 莉花子 さん(入学前通信講座受講、2019年度)

 大学入学前、私は授業についていけるかとても不安で、高校卒業後の時間を利用して入学前の通信講座「数学、化学」を受けることにしました。DVDなので自分のペースで進めることができたり、自分の苦手な分野がわかったので、復習をするのに便利でした。

 また、入学後も化学や生物のリメディアル教育の授業があるため、高校のときに習っていない人でも大丈夫です。今は授業の内容をきちんと理解しながら受けることができていて、リメディアル教育を受けていて良かったなと思っています。

本学科1年次生に対して実施した調査の結果(2019年度)
  選択率(※)
本学科 全国
批判的思考力 総合 48 44.6
議論の明確化 51.7 49.1
語彙 38.7 39.8
データの読み取り 59.5 52.2
文章の読み取り 56.8 55.1
推論 26.1 25.7

※2019年度大学生基礎力レポートⅠ(2019年5月時点の全受検者)「大学生基礎力レポートⅠ」㈱ベネッセ i- キャリア調べ。許可を得て抜粋、引用
※複数の選択肢から2つを選択,%