HOME > キャンパスライフ > 2018年度、第37回目を迎えた薬学講座がスタートしました。

キャンパスライフ

多くの仲間と過ごす充実の時間。
薬学部には笑顔あふれる学生生活があります。

2018.06.23

2018年度、第37回目を迎えた薬学講座がスタートしました。

2018年度、第37回目を迎えた薬学講座※がスタートしました。

2018年度は、メインテーマとして「代表的な疾患を学ぶ」、副題として「病態と薬物治療を中心として~日常業務で遭遇する疾患と治療」を取り上げました。

まず、その第1講が6月16日(土)の15~17時に開催されました。例年以上の参加者が聴講に訪れ、熱心に講義のメモを取っていました。

本年度、第1講目が開始されるのにあたり、篠塚学部長よりお話がありました。
「薬剤師の活動に大きな変革がおとずれようとしています。それはAIなどが将来、様々な職種に取って代わられようとしていることです。しかしながら、医療関係の職種についてはその可能性が低いと言われています。なぜなら対人業務がAI化出来ないからです。っということは、薬剤師の職能の中心部分は、対物業務ではなく、対人業務であるということです。これは、大学薬学部にとっても存在意義が問われています。卒業後の薬剤師が、対人業務を中心として活動するために、如何にして大学が卒業後の薬剤師の先生方をアシストできるかが問われています。どうか積極的に大学にアプローチして頂き、先生方のアシストをさせください。そのためには、どうぞご意見やご要望をお寄せ下さい」と開講のご挨拶を頂きました。

次いで、今回の講師であるまえだ耳鼻咽喉科、院長前田稔彦先生と、薬剤師である前田雅子先生より、『耳鼻科クリニックでの抗菌薬適正使用の取り組み ~風邪・中耳炎・副鼻腔炎を中心に~』と言うタイトルで早速、講演がありました。

講演は、2つのパートに分かれており、第一部では本学薬学部の卒業生である、前田雅子先生が、2017年第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰において「抗菌薬適正使用普及のためのグラム染色検査の実施とその結果を患者教育に活かす取り組み」により、優良事例として厚生労働大臣賞を受賞したことについて、ご発表がありました。耳鼻咽喉科に勤務しながら、グラム染色により迅速に菌種を推測して処方支援に取り組んだ経験が披露されました。

第二部では、前田稔彦先生より、日頃、風邪(かぜ)としてまとめてしまっている症候群について、考え方、治療の仕方についてお話がありました。グラム染色を行って以降、抗生物質を頻用することは無くなったことや、抗生物質を使用するとしてもペニシリン系が中心になっていると説明がありました。抗生物質を使用するかしないかで迷えば、ちょっと待って見る、多くは必要としないことが多いという日々の診療の勘所についてもお話がありました。

普段、風邪、中耳炎、副鼻腔炎などとありふれた疾患ゆえに科学されて居ない領域でしたが、身近な疾患が取り上げられたことで、聴講した多くの薬剤師の先生方は熱心にメモを取っておられました。そして120分の講演も、内容盛りだくさんであっという間に終了しました。

講義終了後には、日常の薬剤師業務で感じていた問題点など、様々な質問が会場から寄せられました。そして、会場からの拍手で講義が終了しました。
    

【薬学部広報委員】

※武庫川女子大学薬学講座とは、現職の薬剤師を対象とし、一つの総合テーマの下に薬学や医療とその関連領域に関わる新しい知識や実務的なトピックスをとり上げ、今年度より1シリーズ6回で行われる卒後教育のための講座のことです。

メイン会場の様子
第一部は前田雅子先生
前田雅子先生のご講演の様子
前田稔彦先生のご講演の様子
聴講者は熱心にメモをとっていました。

キャンパスライフ一覧に戻る


  

キャンパスライフ

武庫川女子大学薬学部メニュー

SMARTPHONE SITE

オープンキャンパスの情報も掲載!

URLを送信

http://ph.mukogawa-u.ac.jp/sp/opencampus/

学校案内

武庫川女子大学薬学部

武庫川女子大学
薬学部

〒663-8179
西宮市甲子園九番町11-68
TEL:0798-45-9931

地図